致知出版社代表取締役の藤尾秀昭氏が監修し、各界各様の著名人から得た言葉を選び出し、一冊の本にまとめあげたのが「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」である。
その貴重な言葉を私も読んで得たもの感じた事をご紹介させていただきます。皆さんにも参考になればと思い記事にしました。
「明日を案ずるより今日を最期と生きるのです」石川真理子 作家
目の前の一歩をできるかぎり最良な一歩にするには、次のような心がけを抱くことが秘訣のようです。
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」9月5日より
毎日、今日を最期と生きること。
「今日も命がありましたね、ありがたいことです」
これは、武士の娘だった祖母がことあるごとに申していたことでした。この言葉には、
「だからまた少し、人生をよくすることができる」ということが暗示されています。
その日を最期と思い、昨日よりもほんの少しでもいいからよりよい自分になり、よりよい選択をして生きる。
いつ死ぬか分からぬ時代に生きた武士たちの精神が込められたストイックな言葉ですね。
しかし、その言葉の奥底には現代の私たちにも通ずる、良い人生を歩むための心構えが込められています。
明日はもうこの世におらぬと思えば、つまらぬ心配などそっちのけで、やりたいことやっておかねばならぬことをするはず、これが最期と思うなら、精一杯、明るく幸せに終わりたいと思うだろう。
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」9月5日より
よいですか、明日のことなど案ずることはありませぬ。それより今日を最期と生きなさい。そうである限りは、どんな世であろうとも、良き人生をと相成りますよ
「明日死ぬ」という覚悟もなく、安心と平和に毎日を惰性で過ごしている様な現代人だからこそ、この言葉を心に刻み、毎日を必死に生きるべきではないでしょうか?
明るいニュースの少ない現代、自分の生き方を惑わせる情報に囲まれ、悩み多き現代時にとって、「今日を最期と生きる」覚悟ができれば、思っているよりも楽しく自分の人生を良くしていくことができると思います。
皆さんはどう感じましたか? 興味があればいちど手に取って読んでみてください。
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