10月17日「免疫力をアップする三つのスイッチ」

致知出版社代表取締役の藤尾秀昭氏が監修し、各界各様の著名人から得た言葉を選び出し、一冊の本にまとめあげたのが「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」である。
その貴重な言葉を私も読んで得たもの感じた事をご紹介させていただきます。皆さんにも参考になればと思い記事にしました。

「免疫力をアップする三つのスイッチ」 吉丸房江 健康道場・コスモポート主宰

ナチュラルキラー細胞というのをご存じでしょうか?
ナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞とは、全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第び攻撃するリンパ球のことです。 誰もが生まれながらに備わっているからだの防衛機構であり、自然免疫に重要な役割を担うものと考えられています。
しかし、ナチュラルキラー細胞が全身をパトロールに出動したくても、起動スイッチがオンになっていなかったり、出動してもすぐに疲れて休んでしまうようでは、体の中はがん細胞で充満してしまう。
フル稼働してもらうために、吉丸さんは、免疫力を高めることを推奨しています。

吉丸さんは、免疫力を高めるためには三つのスイッチがあると言っています。

一つ目のスイッチは、皮膚に気持ちのいいことをすることです。私たちはお腹がいっぱいになった時、「あぁ、食べ過ぎた」と胃のあたりをさすります。本能的に皮膚が内臓につながっていることを知っているのです。皮膚に刺激を与えると内臓は活発に動き出します。

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より

子供の頃、痛いところがあった時、「痛くない痛くない」と言ってお母さんに摩ってもらった経験のある方は多いのではないでしょうか。なんとも言えない安心感と共に「スーッ」と痛みがやわらいでいくアノ感じがそうだと思います。
自分の腕を何かモノにぶつけてしまった時にも、「イタた・・」といって患部を無意識に摩ったりしませんか、やはり私たちは本能的に知っているのでしょうね。

愛する人や本当に心許す人に撫でられたり、摩られたりすることで、皮膚の免疫力はグンとアップしますので、皆さんもできる限りやってみましょう。

二つ目のスイッチは笑うこと。人間が笑った時、体内では十三本の神経が触れ合って、免疫力を高めるホルモンをつくって分泌しています。逆に怒ったりうらんだりすると、四十七本の神経がお互いに激しく突き刺し合います。これぞまさに四十七士の討ち入り!
「このうらみ晴らさずにおれようか」と、自分の神経が自分の神経を突き刺して、結局自分の体を傷つけることになるのです。

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より

「笑う門には福来る」のように、笑うことは体にとって本当に良い事なんですね。
決して面白い事がなくてもいい、作り笑いであっても免疫力を高める効果はあるそうです。
日頃から、心がけて笑うことを続けましょう。

三つめのスイッチは感謝すること。それも「おおげさに」です。どんな物事にも順序があるように、元氣一足飛びにはいきません。まずは小さなことにも感謝をしましょう。
そうすると喜びが湧いてきます。喜びが湧いてくると、元氣になります。
だからまずはおおげさに感謝することから始めましょう。こんなに辛い人生を歩んで、一体何に感謝すればいいでしょうか?そんな人もいるかもしれませんね。
しかし、「すっ」と一息が吸えたら、それはもう感謝すべきことです。
その一息が吸えずに人は死んでいくのですから・・・・

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より

「感謝」することは、すべての基本といってもいい位の、宇宙の法則です。
日本には昔から「言霊」というものがあり、言ったことが返ってきます。
ですから、感謝すれば感謝が返ってくるのです。
これを続ければ、きっと喜びも増え、皆元氣になっていくのではないでしょうか。

皆さんはどう感じましたか? 興味があれば一度手に取って読んでみてください。

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